数か月更新をさぼってしまっている…。
仕事がしんどく、「辞めたい」と思うものの、どうしたらいいかわからず、ウダウダ悩んでいました。
で、ネットで色々調べるわけですが。
まず感情的にごちゃごちゃしちゃってて、具体的にどうしたらいいのかわからないんですよね。
鴻上尚史の名著、『孤独と不安のレッスン』の、「悩むのと考えるのは違う」という名言を改めて思いだしたり。宮台真司の『14歳からの社会学』に言う、「最低限、のトーナメント」を自分でやってみよう、と思ったり。
鴻上さんの話は、「考える」というのは「悩む」というのとは違って、「ちゃんと調べる」ことを含むのであり、同じところをぐるぐる回るわけではなく、ちゃんと結論が出るのだ、というようなことですね。
なんでまあ、ただ「辞めたい辞めたい」「仕事やだ」から一歩踏み込んで、ネットで「仕事 辞めたい」やら「転職 人間関係ない」とかで検索してみたりしました。
宮台さんの方は、自分の幸せにとって、「最低限」これだけは必要だ、というものを明確にして、「あれも、これも」求めないことが大事、っていう話です。宮台さん自身、例えば大学院に進む際、好きな本や映画を観れればそれで自分は幸せだから、お金はそれに必要なだけ稼げればいい、と考えたそうです。
仕事がつらい、と言っても、本当のところ、何がつらいのか、は確かにちゃんと考えなければなりません。「人間関係」がつらいのか、「仕事の内容自体」がつらいのかで、対応が変わりますからね。「仕事内容」がつらいのに、「同業他社」に転職しても問題の解決にはなりません。
で、自分の場合、結局「人間関係」全般がつらいのだ、ということに思い当たりました。
しかしこの世の中、「人間関係がない」仕事なんてあるのか?いや、「在宅ワーク」のSEのお仕事とかは、相対的にかなり人間関係は限定的なようですが、プログラミングなど全くできない情弱おじさんの私にはかなり厳しい…。
で、ネットで調べていて一定の結論、とまではいかないまでも、気になる職業は見つかりました。
深夜のセルフガソリンスタンドのお仕事です。ネットでは、「人間関係がほぼない」仕事としてよく上がるようですね。まあ、「店ガチャ」問題やら何やらまだ確信も持てず、不安もあり、動けてはいないのですが。
しかし経験者の方のブログやyou tubeでは、ずっとスマホをいじっているだけの時間もある、とか言われています。
もしそれが本当ならば、例えば私の場合、先の宮台さんの言う「最低限」で言えば、毎日哲学書を読んで、英語やフランス語の勉強をして過ごせるのであれば、それはもう「幸せな人生」、「人生の成功」と言ってもいいような事態です。
で、しかし深夜のセルフのガソリンスタンドで、(一人で)働かせてもらうには、少なくとも一つ絶対条件があるそうです。
「危険物取扱者」という国家資格を持っていなければならないのだそうです。
ガソリンとかの「危険物」をお店で販売したりするために必要な資格でして、「甲、乙、丙」と別れています。「乙」はそして、六つに分かれていて「ガソリン」を扱えるのは「乙4」である、ということです。で、深夜のガソリンスタンドでひとりで働く場合は、その一人が資格持ちでないといけない、と。
なのでシニアにも人気のお仕事で、かつこの資格も受験者が多いそうです。
で、とりあえず私も資格を持っておこう、と思い、この二か月間ぐらい休みの日は特に勉強にあてて、無事試験に合格することができました。
とはいえ、まだまだ今の会社を辞める、という覚悟も決まっておらず、毎日ウダウダ悩んでいます…。

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